バラの香り成分抽出実験①
庭先で、同居人が育てた薔薇が見頃を迎えていて、突然思いついた。
これで、香油を作ろう🤩‼️
目標は、アロマじゃなくて、香油。
香り成分をいかに丸ごと抽出するか?に着目して実験開始。
用意したもの
- 薔薇(無農薬) ✕10個
- ウォッカ(40℃)✕35ml
- ジップロック Mサイズ 1個
- はさみ、軍手
- じょうご
- お茶葉用フィルター
- すりつぶす為の、そのへんの石
※結果としてウォッカは多かった。
«作業開始〜🤤»
①薔薇の花を摘み取り、よく洗う
今回用意したのは、庭に咲いていた色々な種類のバラ👆
1種類ずつクンクン。写真手前の、ピンク色のバラが一番いいにおい!
ほんとは五分咲きくらいが匂いのピークらしいんだけど、同居人の観賞用バラなので咲ききったものを使用。
完全無農薬なので、水で花びら1枚1枚までよく洗いました。たくさんのアブラ虫がついていたので『無農薬の証〜虫たちごめんよ〜』と言いながら😆
②花びら、雌しべを回収する
今回は茎や葉などの、緑色の部分は使いませんでした(草!っていう香りだったので…🤔)
花びらをバラバラにし、花の中心部分も(めしべ&おしべ?よくわかんないけど😆)丁寧に回収して、よく水分をきりました。
👆この部分!も、バラのめっちゃいい香り!これは使わねばなるまい🤤
③花を細かくして、ジップロックへ
少しでも効率よく香りを抽出するため、使用する部分は細かくしました。本当はすりこぎとかで潰したかったんだけど、持ってなかったので、はさみでチョキチョキ細かくしました。
余すことなくジップロックに入れ、下処理完了です。花の中心部分も、もちろん入っています。
④ウォッカを入れて、手でモミモミ
今回は、アルコールの常温抽出で香りを抽出しました。(ここのやり方は色々方法がある様なので、後々試してみたいです。)
ジップロック内の花に少しつく程度の量のウォッカ(今回は様子見で35ml)を入れ、手で1時間ほどモミモミ。35℃前後でアルコールに香りが溶けるとのこと。体温ですね。
お風呂に漬けたり、息子にも手伝って貰いながら、温度をかけつつ優しく手もみしました。
ウォッカに香りが溶け、袋の中に水分が出てきました。これを回収します。(袋をあけてすぐに香りを嗅ぐと、アルコール刺激臭なので注意。可燃性です。)
⑤じょうごで一晩、重しをのせて滴下
お茶用のフィルターに花びら達を入れて、液体を回収しました。
フィルターを手でギューッと絞りたくなるのを我慢して、じょうごにセット。重しを乗せて、一晩かけてゆっくり回収しました。
手でギューッとすると、濁ってしまうので…ってちょっとやっちゃったけどw
一晩滴下して得られた香り油は、ほんのりバラのいいにおいでした。
思ったより、香りが薄かった🤤
冷蔵庫で冷やしつつ、軽く蓋をあけておいて、ウォッカのアルコール分が充分に揮発したら出来上がりです🌹✨
何度か濾過して、こんな色の液体が得られました🥸
反省点
- バラは2倍くらいあってもいい、ウォッカは多かった(半分以下で充分)
- アルコール浸漬時間は、一晩くらいあっても良さそう
- 香りの強いローズ1種類だけにして、数を増やしたほうが香りがぼやけないと思う
ウォッカ35mlを入れて、60mlくらいの液体が回収できました。結構水分(油分)出ますね。
香りとしては、アロマのローズ・オットーの澄んだ香りとはまた違って、複雑で奥行きのあるバラの香りが得られたと思います。ただ、薄あじなので スーーーーん!と深呼吸しないと香りが得られません🤣
目標は香油だったけど、今回は『香り液(かおりえき)』って感じのものでした。
もっと濃ゆいものを抽出できるよう、まだまだ実験を重ねますᕙ( ˙꒳˙ )ᕗ
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